なんでこんなに現代文ができないのだろう。。。
そう悩んでいる方に安心してもらい、今すぐに1題解いてもらいたくてこの記事を書いています。
この記事では「入試現代文を得意科目にするための2つのアプローチ」をご紹介します。
〜得意科目にしよう!2つの勉強アプローチ〜
- 「問題慣れ」というアプローチ
- 「読解力の向上」というアプローチ
そして、この記事では主に1番目の「問題慣れ」というアプローチについて見ていきます。
現代文ができないのはなぜ?2つのアプローチを確認
「現代文はセンスだ」なんてよく言われますよね。
しかし、現代文のどういった側面にセンスの必要を感じるのでしょうか。
確かに、現代文を解くには読解力が必要ですよね。
おそらく「読解力」という側面で入試現代文を捉えたときに「現代文はセンスだ」と言われるのでしょう。
しかし、入試現代文ができるようになるためには「読解力」ともう一つ、重要な要素があります。
それが「問題慣れ」です。
つまり、問題に慣れることを目標に、できないながらも過去問に取り組めば、多少なりとも得点率が上がるのです。
現代文ができないのはなぜ?問題に慣れるまでの道のり
〜問題に慣れるまでの道のり〜
- 志望校の過去問を見て、選択肢問題と記述問題の割合を知る
- 選択肢問題の正答率を8割にする
- 記述問題の自己採点の方法を知る
- 時間内に解けるように演習する
①志望校の過去問を見て、選択肢問題と記述問題の割合を知る
どんな戦略も、まずは敵を知るところから始めます。
志望校の過去問を入手し、問題構成の全体像を把握しましょう。
記述問題はどれくらい出題されるのか、はたまた全て選択肢問題なのか。
できるだけ無駄な勉強をせずに済むよう、対策すべきことを明確にしておきましょう。
②選択肢問題の正答率を8割にする
志望校の現代文の問題構成を把握したら、いよいよ勉強に入りましょう。
おそらく、一部の大学を除けば、ほとんどの過去問で選択肢問題を目にすることでしょう。
入試現代文において、選択肢問題の対策は必須です。
選択肢問題は8割以上の正答率を維持し、盤石な得点源にしておきましょう。
具体的な選択肢問題の解き方はこちらを参考にしてみてください。
③記述問題の自己採点の方法を知る
次に、必要であれば記述問題の対策を行いましょう。
記述問題の勉強をするとき、一番困るのは自己採点の方法でしょう。
採点の方法がわからないと、自分の実力を把握することができません。
ということで、自己採点の方法をご紹介します。
〜記述問題の自己採点方法〜
- 模範解答中のキーワードに印をつける
- 自分の解答が、それらキーワードをどの程度カバーしているかチェック
- 解答解説の採点基準を参考に得点化(無ければキーワード数の割合で得点化)
最初は、上記の「キーワード数」を基準にした採点方法で自己採点を行うと良いでしょう。
慣れてきたら「キーワード」という尺度を「内容」のレベルまで拡張し、自己採点を行ってみてください。
④時間内に解けるように演習する
選択肢問題、記述問題、それぞれの対策を行ったあとは制限時間内に問題を解き切れるよう、問題演習を行いましょう。
最初は、大問ごとに分けて時間を測りながら問題に取り組みましょう。
たまに、過去問全体で演習を行ってみても良いでしょう。
現代文ができないのはなぜ?「問題慣れ」には参考書より過去問
最後に、使用するべき教材について見ていきましょう。
おすすめなのは参考書より「過去問」です。
〜過去問を使うべき2つの理由〜
- 題材文章が長く、実践的である
- 比較的安価で(または無料で)手に入れやすい
まず第一に、過去問は参考書に比べて題材となる文章が長い傾向にあります。
だから過去問を勉強に使用することで、より実践的な問題演習を行うことができます。
さらに、過去問を掲載している本は毎年新刊が発売されるため、中古品として降りてくる商品が比較的多いです。
もっと言えば、インターネットで無料で手に入ることもあるので、それらを利用すればコストを抑えることができます。
そして、様々ある過去問の中でも、随一のおすすめが「センター過去問」です。
センター過去問は収録問題数、問題のクオリティ、安さ、どれをとっても圧倒的です。
ぜひ、センター過去問を現代文の勉強に使用してみてください。
現代文ができないのはなぜ?問題慣れまでの道のりと自己採点方法
〜問題慣れまでの道のり〜
- 志望校の過去問を見て、選択肢問題と記述問題の割合を知る
- 選択肢問題の正答率を8割にする
- 記述問題の自己採点の方法を知る
- 時間内に解けるように演習する
〜記述問題の自己採点方法〜
- 模範解答中のキーワードに印をつける
- 自分の解答が、それらキーワードをどの程度カバーしているかチェック
- 解答解説の採点基準を参考に得点化(無ければキーワード数の割合で得点化)
〜過去問を使うべき2つの理由〜
- 題材文章が長く、実践的である
- 比較的安価で(または無料で)手に入れやすい
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