共通テストや実践模試、志望校の過去問など、本番形式の問題を解いた時に必ず直面する「時間」の悩み。
「時間が足りない!」と叫びたくなることは何度だってありますよね。
そこで、今回は英語の入試問題を時間内に終わらせるための魔法の解答手順をご紹介します。
共通テストや私大過去問など、どのような形式の入試問題であっても心がけるポイントは共通しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
英語の入試問題を時間内に終わらせるのに必要な心構え

英語の入試問題を時間内に終わらせる「魔法の解答手順」をご紹介する前に、
英語の入試問題を攻略するための心構えとして、押さえておくべきポイントがあります。
それは「虫食い状態であろうが絶対に終わらせること」です。
解答を絞れなかった問題がいくつかあったとしても、最後の問題まで目を通して、とりあえず完走することが重要です。
終わらせること第一の目標として念頭においた上で、英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順を見ていきましょう。
英語の入試問題に難易度に対応する|具体的な解答手順
〜魔法の解答手順〜
- 単語・文法・語法・会話等の短問を解く
- 長文の読解問題を解く
- 15〜20分の余裕を持って完走
- 残りの時間で空欄を回収
英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順① 短問を先に解く
英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順その1は「単語・文法・語法・会話などの短問を解く」ことです。
まずは、チビチビした問題を先に処理しておきましょう。
これらの短問は配点が小さいと言うこともあり、わからない問題に出会った時、メンタル的に「問題を飛ばしやすい」のです。
英語の入試問題で最も重要なのは、次の手順で取り組む「長文の得点」です。
長文に時間をとっておくと言う意味でも、短問はさらっと流すくらいの勢いで取り組んでいくのが良いでしょう。
重要なのは「虫食い状態であろうが絶対に終わらせること」です。
空欄は最後に回収しに戻ってきましょう。
英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順② 長文の読解問題を解く

英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の手順その2は「長文の読解問題を解く」ことです。
長文は1問ごとの配点が高く設定されているので、ここをどう攻略するかで英語の点数は大きく変わってくるでしょう。
しかし、長文でも「虫食い状態であろうが絶対に終わらせること」と言う心構えは必須です。
一周目で7割ほどの問題が解き終わっていれば、充分に合格点は狙えます。
英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順③ 15分〜20分の余裕を持って完走
①と②を経て、全ての問題に取り組んだはずです。
この時点で「虫食い状態であろうが絶対に終わらせること」という当初の目的・心構えは無事に達成することができました。
一通り問題に取り組んだ時点で、残り時間が15分〜20分余っている状態が理想的です。
ここまできたらきっと、あなたを含め、前・後ろ・右・左に座っている5人の中でビリの成績になっているということはないでしょう。
自信を持って、次の「虫食い状態の空欄を埋める」という手順に進みましょう。
英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順④ 残りの時間で空欄を回収

ここまで、設問をいくつか飛ばしながら進めてきたはずです。つまり、解答欄が虫食い状態になっています。
その虫食い状態の空欄を埋めていくのが、この手順です。
あなたの実力が問題に相応しい程度備わっているならば、一通り終わったところで6割以上は既に解答を選んでいるはずです。
したがって、その時点で5割は取れていると想定しても良いでしょう。
そこから点数をさらに拾っていき、合格点まで持っていくイメージです。
このように、解答ペースを意識して時間を有効に使うことができれば、5割から合格点までの差を、残り時間でじっくりと埋めていくことができます。
英語の時間が足りない受験生に伝えたい魔法の解答手順まとめ
今回は、英語の入試問題を時間内に終わらせる魔法の解答手順をご紹介しました。
最後に、魔法の手順をまとめてみましょう。
- 単語・文法・語法・会話等の短問を解く
- 長文の読解問題を解く
- 15〜20分の余裕を持って完走
- 残りの時間で空欄を回収
また、英語の入試問題に取り組む上で重要な心構えについても復習しておきましょう。
その心構えは「虫食い状態であろうが絶対に終わらせること」です。
大学入試では「英語の学力」だけではなく「問題処理能力」も問われているのかもしれません。
そんな入試を攻略するにはやはり、問題慣れをすることも重要です。
「英語過去問を解いてみたけど時間が足りなかった」という方は一旦落ち着いて、
今回ご紹介した方法を実践してみてください。