英熟語って英単語より覚えるのがめんどくさいですよね。
同じ動詞や前置詞がたくさん出てきて本当にややこしい英熟語です。
そこでこの記事では、「熟語帳のやらなくていい部分」をお伝えします。
やらなくて良いところと言ってしまうとやはり語弊があるかもしれませんので、「後回しにしても良い部分」とでも言っておきましょう。
この方法を実践し、必要な英熟語だけを勉強することで効率的な英熟語の勉強が可能になるでしょう。
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英熟語の大学受験向け勉強におすすめな参考書

本題に入る前に、少し参考書について触れておきましょう。
結論としては、大抵の場合どの英熟語帳を選んでも内容に大きな差は無いと言えるでしょう。
ましてや今回紹介する勉強法では、熟語長の必要な箇所以外は勉強の範囲から省くことになります。
するとますます、どの本を選んでも重要な部分に関しては似通ったものになるでしょう。
ちなみに、私のおススメであり実際に使っていたものは下記の2冊です。
ターゲット1000
解体英熟語
【英熟語】大学受験向け|効率的な勉強には省くべき章を知るべし

ここから、英熟語帳の効率的なやり方を考えていきましょう。
繰り返しになりますが、熟語帳の中には後回し、もしくはやらなくて良い章があります。
厳密に言うと、その後回しにするべきところは、
「英熟語帳でやるべき熟語ではない」という表現が正しいかもしれません。
後回しにするべき章を紹介する前に、英熟語帳に載っている英熟語の全体像について考えてみましょう。
英熟語と大学受験|なぜボリューミーな熟語帳が存在するのか

皆さんもこのように思ったことはありませんか?
「熟語帳って、熟語帳は量が多すぎる上にかさ増しともとれる熟語も多くない?」
まずこの「気づき」を分析ことで、省くべき章が自ずと見えてきます。
ではなぜ、英熟語帳にはかさ増しとも取れる熟語が多いのか、
そして、その熟語はどのようなものか、考えてみましょう
例えば、英熟語ターゲットのタイトルは知っての通りですが、
「英熟語ターゲット1000」
このタイトル、そして1000という数字を本屋でみた受験生が、一体どう思うのかがヒントです。
私はこう思いました。
「1000も覚えられたら絶対力つくぞ!頑張るぞ!」
このように、誰しも1000熟語覚えた未来の自分を想像してしまうでしょう。
また、その理想像が参考書の購買意欲につながったりもするかもしれません。
またこうも考えてしまうのではないでしょうか。
「せっかく買うなら語数少ないよりも多い方がいい」
お金を払って手に入れるわけですから、当然の心理ですよね。
だから熟語帳は量が多いのでしょう。
であれば、少なからず、熟語帳の中には省くべき章があるはずです。
英熟語と大学受験|熟語帳の後回しにするべき章とは

英熟語に限らず受験勉強において、どこを省くかは成功のカギですよね。
さて、英熟語帳の後回しにするべき部分とはどこなのでしょうか。
それを考えるには、
熟語帳に収録されている熟語は2種類に分けられるということを知っておくべきでしょう。
〜英熟語帳に収録されている2種とは〜
- 語と語の組み合わせ(動詞+前置詞など)を覚えるところ
- 熟語の意味を覚えるところ(so on)など
熟語帳に載っている英熟語は、上記2つに分類することができるでしょう。
そしてこのうち、1の「語と語の組み合わせを覚えるところ」が後回しにするべきところです。
これらは、単語帳で得られる知識であることが多いです。
この「単語帳で得られる知識」が英熟語帳の中で省くべきパートなのです。
しかもこれらの熟語は、前置詞を問われるような細かい設問にしか関わらないことがほとんどです。
しかし2はどうでしょう、2をやることは言わばボキャブラリーを増やすことと同じです。
2の熟語は、リーディングやリスニングスキルなど、英語全体のレベルアップにつながりますよね。
英熟語と大学受験|効率的な勉強をするには省くべき章を知ろう
熟語帳には、単語帳で勉強できる知識も収録されています。
従って、意味を知らない慣用句的な熟語を優先すれば良いのです。
熟語帳が疎かになっていたという方も、
この方法を実践し、英熟語勉強の負担を軽くしてみてください。
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