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実際の書類例を見ながら解説しています。
商学部の就職先|私大商学部の概略

商学部の就職先に見られる特徴をかんたんにまとめてみました。
- 教育・公務員の割合がかなり低い
- 早稲田・慶應では金融・保険が群抜でトップ
- GMARCHにおける上位3業種は僅差
ぜひ、上記3点を念頭に置いて読み進めてみてください。
商学部の就職先|業種でみる商学部生の就職先
今回、商学部生の就職先を分析するにあたって参考にしたのは下記の大学です。
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 明治大学
- 中央大学
商学部の就職先データ例1(早稲田・慶應)

例1 早稲田・慶應
商学部の就職先トップ3の業種
1位…金融・保険
2位…サービス業
3位…情報・通信・マスコミ
例1の場合)金融・保険 業界への就職割合が高い
早稲田大学と慶應大学は「金融・保険」業界への就職割合が高いことで有名です。
そんな早稲田と慶應の中でも、特に商学部は「金融・保険」業界への就職が目立ちます。
4人に1人が「金融・保険」業界へ就職している計算になります。
例1の場合)教育・公務員への就職割合は低い
商学という、商い(business)を学ぶ学部だからでしょうか、商学部の「教育・公務員」への就職割合はかなり低くなっています。
このデータから、商学部は企業への就職割合がかなり高い学部であるという事実が伺えます。
商学部の就職先データ例2(群:GMARCH)

例2 GMARCH
商学部の就職先トップ3の業種
1位…情報・通信・マスコミ
2位…サービス業
3位…金融・保険
業種別就職状況 明治大学
進路・就職データ2020年度 中央大学
例2の場合)金融・保険 業界への就職割合は例1より低い
例2の場合も、例1と同様に「金融・保険」業界への就職割合はトップ3に入っています。
しかし、その数値は例1よりも10ポイントほど低くなっています。
そして、その10ポイント分は民間の他業種へと分散していることがわかります。
例2の場合)例1と変わらず教育・公務員への就職割合は低い
例2の場合も「教育・公務員」への就職割合が同程度の低水準であることから、
「教育・公務員」への就職割合が低いのは、商学部の一般的な特徴であると言えるでしょう。
商学部の就職先と一番似ているのは経済学部

商学部の就職先を経済学部と見比べたとき、両者の分布はかなり似通っています。
まず第一に、トップ3の業種が商学部・経済学部ともに「情報・通信・マスコミ」「金融・保険」「サービス業」となっています。
トップ3の業種が上記3業種となっている他の学部として、法学部が挙げられます。しかし、法学部と経済学部を比べると「教育・公務員」の割合において法学部の方が倍近く多くなっています(詳しくはこちら)。
一方、経済学部と商学部の業種内訳をみると、トップ3の業種だけでなく、「教育・公務員」をはじめとしたその他の業種でも、両学部はかなり似通った割合を示しています。
商学部の就職先|資格から考える進路選択

商学部の学びと関連のある資格をピックアップしました。
「国家資格」「公的資格」「民間資格」
上記の3カテゴリに分けてご紹介します。
但しここでは、教員免許や司書など、幅広い学部・学問分野が対応している資格は省いています。
商学関連の国家資格
- 公認会計士
- FP技能士
- 税理士
商学関連の公的資格
- 簿記
- 販売士
- 証券外務員
商学関連の民間資格
- AFP
- CFP