「国語の勉強って何をやったらいいのか分からないなあ」
「なんでか国語ってできないんだよなあ」
同感です。
私も長らく国語の勉強法について悩んでいました。
しかし「あ、漢字が大事なんだ」とある時に気がついたのです。
今回は、最低限の勉強で国語ができるようになるための「漢字」のお話、
そして、定期テスト対策の具体的な「やること」のお話です。
中学生の国語勉強法|学校の定期テストはちょびっと特殊
みなさんが学校で受ける国語の定期テストですが、
「校外で受ける模擬テストの国語となんか違うなあ」と思ったことはありませんか?
そうです。みなさんが思うように、国語は学校の定期テストと模擬テストにけっこう違いがある教科なのです。
そしてこの2つの形式「学校の定期テスト」と「郊外の模擬テスト」のうち、高校入試の問題に近いのはどちらでしょう?
言うまでもなく「郊外の模擬テスト」の方が本番の高校入試の問題に近いでしょう。
なぜなら「郊外の模擬テスト」と「高校入試の問題」では、学校の定期テストとは違って、事前に知らされていない見たことがない文章が問題として出されるからです。
中学生の国語勉強法|大切なのは漢字の勉強

このように、「学校の定期テスト」と「高校入試の問題」のあいだには問題となる文章が事前に分かっているか否かという明確な違いがあるのです。
つまり国語では、学校の定期テストができても高校入試の問題ができるとは限らないのです。
だから国語に関しては、学校の定期テストのために勉強するような事はあまりないと言ってしまっても良いでしょう。
しかし、学校で行われる国語のテストで唯一大切なものがあります。
それが「漢字」です。
国語ぎらいは漢字ぎらい
なぜ国語の勉強において「漢字」が大切なのか。
それは、漢字がわからないと文章が読めないからです。
私の経験上、国語を敬遠する学生の殆どは、同時に漢字に対する忌避感を訴えます。
どうでしょう、上記の文に難しい漢字を多めに入れてみました。
やはり、難しい漢字や熟語が多いと文の意味を理解するのに苦労しますよね。
さらに、漢字が読めないと無意識のうちに文中から漢字を省いてしまい、結果としてひらがなだけを目で追うようになってしまいがちです。
そうなってしまっては、とてもじゃないですが「読んでいる」とは言えませんよね。
だから漢字は大切なのです。
知らない漢字が読めるようになる!?オリジナル漢字プリントをご用意
「漢字の読み」の力を向上させるには、漢字の「音符」を意識すると良いでしょう。
漢字における「音符」とは、例えば「議・儀・犠」における「義」の部分のことです。
同じ「音符」を含む漢字は同じ読みが可能ですから、
「音符」を意識することで、効率よく漢字練習が行えるはずだ。
その仮説から、「音符でグループ分けした漢字プリント」をご用意しました。
収録語数はこれからどんどん増えていきます。ぜひ漢字の勉強に利用してみてください。
中学生の国語勉強法|定期テスト勉強での「やること」

①国語の定期テストは高校入試の問題と違うから、定期テスト対策に勉強することはあまりない ②国語の勉強で一番大切なのは漢字の勉強
ここまでで解説した上記2つのポイントを念頭に置き、国語の定期テスト勉強における「やること」を見ていきましょう。
国語の定期テスト勉強における「やること」はこちらです。
- テスト範囲の漢字の勉強
- 授業で扱った文章を1回読んでおく
- ワーク等の提出物をささっと終わらせておく
国語の定期テスト勉強では、上記リストの勉強を行えば基本的にはOKです。
定期テスト勉強では国語はほどほどに、数学や理科などの理数系科目に重きをおくと、全体として効率よく勉強できます。
定期テストの勉強法はこちら↓↓
中学生の国語勉強法|古文・漢文は文法だけ覚えればOK!

なんとなくお気づきかもしれませんが、ここまで現代文を中心に話を進めてきました。
そこで、最後に古文・漢文の勉強法についてお話しします。
結論を先に言うと、古文・漢文の勉強では文法だけ覚えれば基本的にOKです。
なぜなら、古文・漢文が現代文と大きく違うように感じられるのは、主に文法の違いによるところが大きいからです。
古文・漢文は文法さえマスターしてしまえば、あとは漢字の知識に基づく内容把握力がものを言うでしょう。
漢文なんて漢字だけで書かれていますから。
中学生の国語勉強法まとめ|第一に漢字。古文・漢文は文法。
このように、国語の勉強では第一に漢字の勉強が大切です。
そして古文・漢文では文法だけ覚えてしまえば、問題はある程度解けます。
国語が苦手な方はぜひ、漢字の勉強から始めてみてください。
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